岡谷駅。1番線ホームからあずさを待っていると、こんな看板が目に入ります。

「特殊製品で産業と暮らしを陰で支える。」「大明化学工業株式会社」の看板。
一方、上伊那地域でおなじみのフリー冊子e-10の広告から。

みなさんも目にしたことがあるのでは?
さて、この広告を見て、何か気になることはないですか?
そう、看板と違って企業名が書いてない。メッセージは「天使の美肌水」だけなのです。
天使の美肌水を製造販売する大明化学工業株式会社は、上伊那地域でも数少ない化学メーカー。ちなみに、売上のうち、天使の美肌水の占める割合は、わずか1%で、知名度は高いけれど、主力商品ではないとのこと。
それでは、同社の主要製品はというと、私たちの生活に欠かせない「水(上下水・工業用水・産業廃水等)」の浄水剤です。例えば、上下水道事業は原則として市町村が経営することになっているので、製品の販売先も市町村の浄水場などが多く、同社の製品は一般の住民が目にすることはほとんどありません。
でも、化学が好きな人なら、是非、ホームページの製品紹介を見てください。
化学式(挫折した経験がある人は多いかも笑)で製品が紹介されています。
あ、浄水剤以外にも、興味深い製品を製造しています。
ミョウバンです。何に使われているかご存知ですか?
身近なところでは、料理や漬物を漬ける時に使います。
わが家なら、たくわんを漬ける時かな。発色がよくなるとか、歯ごたえがよくなるらしいです。
同じくミョウバンが、制汗剤にも使われるらしいです。
制汗剤の原材料を見ると、ちゃんとミョウバンと書いてあります。
防腐殺菌作用、収れん作用などの効果から、汗や匂いを抑制するらしいです。
あれっ?
少しずつ、身近な会社と感じられてきませんか?
上伊那の企業は、BtoB(企業と企業の取引が経済活動の大半を占めている:BはBusinessの意)といわれる会社が多くを占めています。 実際に学生が製品を目にする機会がないことから、就職活動においては企業の存在や業務の内容がわかりにくいこともあるかもしれません。
BtoBに対して、BtoC(CはCustomerの意)といわれる、企業が個人にモノやサービスを売る取引は、街中でも目立つし、宣伝も派手で一般的な知名度が高く、就職活動においても目につきやすいですね。
是非、このくらいまで企業分析をしてみましょう。
面白くなってくるでしょう!
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